チャレンジイングリッシュの『スピーキング(会話と発音)』のレッスンの良さ、使いづらさ。英語の学習量、発音判定などについて。
すでにチャレンジイングリッシュをお使いの方はご存知の、フレディ君がキャラクターを勤める、
英会話のレッスン。
4往復くらい(英文8文くらい?)の英語でのやりとりのなかに、
学習目標である、キーセンテンスがあります。
そのキーセンテンスを、
レッスン1回目では、フレディの台詞だけ、聞いてリピート練習
(音声認識により発音が判定されます)
レッスン2回目では、他の単語に入れ替えてキーセンテンスの練習
(音声認識により発音が判定されます)
レッスン3回目では、他の会話の中で使ってみる(応用)
という流れで、学習していきます。
まだ習っていない英語が多くても、
日本語訳が字幕で下にでるので、分からないときは、日本語を見ることができます。
チャレンジイングリッシュのカリキュラムとしては、
このキーセンテンスが出来るようになることが目標です。
1つのステップに、このくらいの会話のかたまりが、3レッスン(か4レッスン)。
1レベルにすると、3レッスン×12で36レッスン、(4レッスン×12で、48レッスン)あります。
1年間で、1レベルをするとなると、上記のような英会話のやりとりを、36レッスン、または、48レッスン学習することになります。
英会話の学習量としては、どうなんでしょうね~。
普通に母国語の会話としては、一日分もない様な気がしますので、量としては少ないでしょうね。
ですので、一年間に1レベルと決めず、どんどん進めていけばいいと思います。
さて、この会話のレッスンの強みと弱みです。
強みは、
キーセンテンスの英語を練習すると、発音を判定してくれる
ストーリーがおもしろい、
キャラクターがいて子どもが食いつきやすい、飽きない、
キーセンテンスを、さらに別の会話のなかで応用練習できる、
があげられます。HNKのテキストで学習しても、発音は判定されませんので、発音判定はいいなと思います。
弱みは、
先述のように、すべての会話の英語のスクリプトがないので、キーセンテンス以外の英語の台詞を英語で確認することができない、
アプリの動きが遅いので、またされる
英語のスピードは、ナチュラルスピードではなくゆっくりである
です。
バイリンガルになるための教材ではなく、あくまでも、
中学で学習する文法に会話の肉付けをしてふくらませ、
中学で習う文法の順序で学習していく、
という中学英語の先取りの教材だと思います。
次は、スプラッシュ君がキャラクターをつとめる
発音練習のレッスンについてです。
うちでは、このレッスンはやらなくてよいことにしています。
なぜかというと、レベル4では、発音練習で使う英文が、「発音練習のために作ったような、不自然な英文」だと私は思うからです。
音声判定も、ちょっとあやしいです。
私が実際にやってみたところ、
適当に言ったのにOKがでたり、
キチンといえたのに、Not goodがでたりしたので、正しい学習ができないと思い、レベル4からは、やらせていません。
以上、チャレンジイングリッシュのスピーキングのレッスンの強み、弱みでした。
ちなにみ、フレディ君のスピーキングのレッスンは、私も教材分析をしたいので、
すべての台詞をききとって、文字におこしています。子どもには、それをカードにしたものを使って、読む練習までさせています(↓)。
2019年度から、チャレンジイングリッシュのデジタルレッスン(オンラインレッスンは別売り)は、小学講座の受講費で受講できるようになります。